女装と思想 Vol.11
- 物販商品(自宅から発送)紙の本(Vol.11)¥ 600
- ダウンロード商品PDF(Vol.11)¥ 600
- ダウンロード商品特集「バーチャルと装い」PDFセット(Vol.8, 9, 11)¥ 1,500
女装を中心に「装う」を探求する同人誌です。 第11号は、VRChatをはじめとするVRSNSにおける、美少女アバターの利用や、VRとコスプレなどに焦点を当てて特集をいたしました。 コミケでは C102 日曜日(8月13日) 東ヘ54b にて頒布します!
本号の特徴
VRChatやVRSNSで活躍する方7名をお呼びし、VRにおいて美少女アバターを利用することとは何かを中心に語って頂きました。 また、VRChatと女装文化、VRSNSにおける男性間の性愛など、より深い観点についても取り上げています。
目次
目次: バーチャルが予見する普遍化した「女装」 あしやまひろこ(会社員・埼玉大学大学院博士後期課程) 「女装」は現実世界においては特別なことのように思えるが、VRでは普遍的に行われている。先入観を排して考えてみると、女装が普遍化した未来をVRから考察することができるかもしれない。 創作することと成ること ねこます(クリエイター) 聞き手:あしやまひろこ VRChatの初期からプレイされ、エヴァンジェリスト的な活躍もなされたねこます氏をお呼びし、これまでの活動や、その創作に対する思い、美少女アバターを使う時の心理に対する考察などを語って頂いた。 VRChatの女装ユーザー ――顔を隠す女装の世界 何これ(VRChat 女装ユーザー発掘の専門家) 聞き手:あしやまひろこ VRChatにおける女装文化に詳しい何これ氏をお呼びし、どのような文化が営まれているかを論じて頂いた。顔を隠す事が主の文化は、リアル世界における男の娘などとは異なる要素があることが窺える。 「女装フルトラ」が成すアバターとの一体感 ヒロ(VRChat フルトラ猫研究所 所長) 聞き手:あしやまひろこ 「女装フルトラ」を提唱するヒロ氏をお呼びし、服装の変化によるVR体験の差についてお話頂いた。服装をアバターに近づけることにより、没入感が高まる可能性について示唆する。 アバターによる心理的作用と「お砂糖」への考え 海咲はすきぃ(元海上自衛官の管理栄養士系VTuber) 聞き手:あしやまひろこ 自身のアバター利用時の心理変化、そしてお砂糖経験について、海咲はすきぃ氏に語って頂いた。幼少期の心理的変化が、VRによってまた呼び起こされることなど、示唆に富む内容。 未知のワクワク感で可愛いになる トコちゃん(トコちゃんカフェ・トコちゃんBAR 店長) 聞き手:あしやまひろこ ドール作家でもあるトコちゃんをお迎えし、どういった理由で、おおむね同じ美少女アバターを利用するに至ったかについて語って頂いた。アバター変化時の違和感などは、アバターと身体を考える上で参考になるだろう。 VRでも「なりたい自分」には簡単にはなれない ますかきのこ(VRChatユーザー) みかづきそら(VRChatユーザー) 聞き手:あしやまひろこ VRChatユーザーで、VRCジュニアアイドル部を主催するお二方に語って頂いた。アバターはゲームのキャラクタと同じで、自分自身という感覚とは異なるという指摘や、アバターを用いたとしても簡単には成りたい自分にはなれないといった指摘は興味深い。 VRSNSとホモセックス文化 みみ(AVtuber) 聞き手:あしやまひろこ・ますかきのこ AVtuberのみみ氏をお迎えし、VRSNSにおける男性間の同性愛文化について語って頂いた。
仕様
C102にて頒布開始 本文:82ページ モノクロ 8月14日よりPDF版DL販売も行う予定です